Column 117
2021/12/28 18:00
皆さんの今年の漢字は何だったでしょうか。
相変わらず新型コロナウイルス感染症のために「禍」だという人もいるでしょうか。東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されたので「輪」の人もいるでしょう。緊急事態宣言が長く続いたので「緊」かもしれませんね。
福岡市天神にある私のクリニックでも、毎年「クリニック今年の漢字」を選んでいます。コラム85:「産」という漢字でも紹介しましたが、クリニックの漢字は、2018年が「産」、2019年は福岡市天神で天神ビッグバンが始まり「建」、2020年がコロナの「禍」で今年も続いています。
さてさて、クリニック今年の漢字2021年は「開」です。
福岡市が主導する天神ビッグバンの第1号となる天神ビジネスセンターが隣にオープンしました。このビルは、国家戦略特区の特例で航空法による建物の高さ制限が緩和されたために、総ガラス張りの19階建てとなっています。
また、クリニックでは開業して満10年を迎えました。開業した当時には想像もつかなかった「コロナ禍」ですが、空気清浄機は天井に2機設置され、フロアでは5台が稼働中です。ワクチン接種が終わる前にはパーティションで仕切られた診療でしたが、感染が落ち着いた今は、パーティションを外してオープン(開)にしました。
来年2022年こそは、コロナ禍が終息して未来が開けるように願いを込めて、2021年クリニックの漢字は「開」です。
ちなみに、日本漢字能力検定協会が京都の清水寺で毎年発表する「今年の漢字2021年」は「金」でした。東京五輪での「金」メダル、大谷翔平選手の大リーグMVP、藤井聡太の最年少四冠など各界で「金」字塔が打ち立てられたことや、給付「金」、新貨幣・新硬貨などお「金」にまつわる話題が多かったからだそうです。
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