がん検診
cancer screening

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がん検診とは

がんは早期発見することにより、高い治癒率が得られる病気です。
当院では、子宮頸がん検診、子宮体がん検診、卵巣がん検診を行っています。

当院でのがん検診のご案内

子宮体がんと卵巣がんの検診は、痛くないように超音波検査で行っています。必要な方には細胞診や組織診を行います。また場合によっては、画像診断クリニックで、CT検査やMRI検査を受けていただき当院で結果の説明を行っています。

検査1:子宮頸がん検診
子宮頸部細胞診は綿棒で細胞を擦過して行います。陽性が出た場合はコルポスコピーによる精密検査と組織診を行います。
院長コラム23「子宮頸がんワクチン」にも紹介しています。

検査2:子宮体がん(子宮内膜がん)検診
子宮体がんは更年期の女性から増えていきますので、更年期外来では全例に子宮体がんの検診を行っています。検診は経膣超音波で行います。エコー所見で子宮膜が薄く線状エコーなら正常です。子宮内膜が正常より厚ければ、子宮内膜細胞診、子宮内膜組織診へと進みます

検査3:卵巣がん検診
月経があっている場合は、月経終了の時期に経膣超音波検査で卵巣の状態を検査します。閉経後や子宮摘出後は年に一回の経膣超音波検査で卵巣の状態を検査します。

子宮がん検診時に超音波検査を同時に行うことで、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、卵巣腫瘍などが見つかることがあります。年に一回の検査をお勧めします。

乳がん検診は、乳腺外科のある施設に当院からご紹介しております。
がん検診に関連する院長コラムとして、院長コラム23「子宮頸がんワクチン」があります。子宮頸がんワクチン接種も当院で行っておりますので、ご希望の方はご相談ください。

がん検診の結果について

当院ではがん検診の結果につきまして、患者様の個人情報保護の観点上、お電話ではご本人確認が不十分であることから、次のどちらかを検診時に選んで頂いております。

1. ご来院いただき、対面での結果説明
2. 遠方の方など、どうしてもご来院が難しい場合は結果を郵送
(この場合は検診時にご自身で返信用封筒に、ご住所等のご記入をお願いしております。)

また、福岡市のクーポンの利用も可能です。
福岡市在住の方の子宮がん検診については下記のURLをご参照ください。

■無料クーポン
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/shika-eiyo/health/kenko-dukuri/gankenshinsuisinjigyou_h30.html

■福岡市で実施している子宮がん検診
https://fukuoka-kenshin-navi.city.fukuoka.lg.jp/type/

患者様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

こんな症状はありませんか?

泌尿器・生殖器系

その他の症状

このような症状がある場合、
がん検診をおすすめします。

下記で当院での治療方法、電話番号について記載していますので、お気軽にご相談ください。

子宮頸がんの原因
  • がんの原因の画像
  • 子宮頸がんは、性交渉によりヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することが原因として最も多いです。

    そのため、性交渉の経験のない小学生くらいからワクチンを打って予防を行うことが大切です。
    性交渉の際はコンドームを着用することで予防することが可能です。

    当院では、子宮頸がんワクチン接種も行っております。ご希望の方はご相談ください。

子宮体がんの原因
  • がんの原因の画像
  • 子宮体がんのリスク因子は、肥満、糖尿病、高血圧、無排卵性の月経周期や、エストロゲン単独のホルモン療法を受けている方

    子宮の悪性腫瘍の中でもっとも多いがんで、子宮体がんの80%以上は50歳以上で発症します。

卵巣がんの原因
  • がんの原因の画像
  • 複数の要因が関与していて、遺伝やさまざまな疾患が原因になっています。

    卵巣がんのリスク因子は、早い初経や遅い閉経、子宮内膜症、糖尿病などで、遺伝子の異常によるものもあることが分かっています。
    また遺伝で卵巣がんになる方は約10%ほどと考えられています。

電話で来院予約

当院は完全予約制です

電話番号
電話をかける
普段から気をつけるべき予防法
  • タバコの画像
  • 禁煙、受動喫煙を避ける

    喫煙(タバコ)や、受動喫煙は発がん率を高める傾向にあると言われています。
    自身がたばこを吸わない場合でも、受動喫煙が多い場所を避けることで発がんを予防することに繋がります。

  • 過度な飲酒は避ける

    お酒は適量であれば身体にいいと言われていますが、過度な飲酒は様々な身体の不調を引き起こします。
    お酒を飲む場合は節度のある飲酒を心がけましょう。

  • 飲酒の画像
  • 食事のバランスに気をつけるの画像
  • 食事のバランスに気をつける

    塩分過多や、野菜・果物不足には十分に気をつけましょう。さらに食べ物や飲み物を熱すぎる状態で摂取することも極力控えましょう。

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