Column 119
2022/01/04 18:00
2022年は「五黄の寅」という最強の年になります。中国では「九星術」と「十二支」を組み合わせて運気を占います。
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の動物12匹に振り分けたものです。九星術は、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つに分かれます。十二支は毎年順番に干支が変わっていくように、九星術も毎年順番に変わります。
このことから、十二支と九星術の組み合わせは全部で36通り存在し、「五黄の寅」も36年に一度となっています。五黄の寅年に生まれた人は大物になると言われており、男性であれば自信に満ちあふれてリーダーシップに長けた人になり、女性でもリーダー的な存在の人が多いとされています。
五黄の寅は、男性では2)、徳川家康、本田圭佑、ダルビッシュ有、高橋大輔、長友佑都、ウサインボルト、ショーンホワイト、女性では3)、和田アキ子、沢尻エリカ、北川景子、イモトアヤコ、レディーガガ、だそうです。
一方で、丙午(ひのえうま)生まれの人も、逆境に強く、行動力があり、勢いのある運勢の持ち主とされています。次に巡ってくるのは2026年になります。ところが、丙午生まれの女性は「気性が激しく夫を不幸にする」という迷信があり、実際出生率に大きな影響を与えてきました4)。
同じく「五黄の寅」生まれの女性も、「その強い性格のために夫の寿命を縮める」という迷信があるそうです。もちろん、これらは全く科学的な根拠はありませんが、最近まで日本人は出生率に大きな影響を及ぼすほど迷信を信じていたのでしょう。
女性の社会的活躍やリーダーシップが期待される今日です。産婦人科医としては、2022年の五黄の寅も2026年の丙午も出生率が下がらないことを祈っています。
引用
1) https://netwadai.com/blog/post-7489
2) https://wakarune.com/goounotora/
3) https://ameblo.jp/ymuroya/entry-12451345245.html
4) https://news.mynavi.jp/article/20200908-1251475/
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