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Column 288

2024/11/08 22:00

レーザー治療(その3)

レーザー

歴史

治療法

画像出典:DEKA

 加齢による女性ホルモンの減少とともに、皮膚や粘膜が薄くなり弾力が失われていきます。そのような変化は全身に起こりますが、腟粘膜や外陰部にも例外なく生じます。そうした箇所に炭酸ガスレーザーを照射して、若々しく蘇らせる治療がモナリザ・タッチ®︎です。

子宮、卵巣、腟といった女性器は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの作用を強く受けている器官です。外界と接している顔の皮膚と同様に、腟壁もターン・オーバーを繰り返し、適度なうるおい・弾力と酸性の環境を保つことで、外傷・細菌から腟や子宮を守り、妊娠や出産に備えています。

年齢を重ねるにしたがって、エストロゲン分泌量が低下すると粘膜の弾力やうるおいが失われ、腟内環境に変化が生じてきます。顔にシミやしわが現れてくるように、腟も老化して「腟萎縮」が起きるのです。

腟萎縮が始まると腟内は乾燥し、腟壁も弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすくなります。腟萎縮が進むと外陰部の変化に加え、乾燥、かゆみ、におい、性交痛、ゆるみや尿失禁などの障害を引き起こし、QOLに深刻な影響を及ぼします。

女性なら誰にでも起こり得ることで、エストロゲン分泌量は35歳ごろから急激に減少することが分かっています。日本人女性の平均寿命は86才。閉経の平均年齢が50歳とすると、閉経後約30年以上をエストロゲンの恩恵を受けない生活をしていくことになります。

モナリザ・タッチ®︎は、腟の老化による女性特有の不快な症状を緩和するために開発されたメソッドです。顔の皮膚における若返り治療で実績が証明されているレーザー技術を、女性器(腟粘膜)に応用した腟の若返り療法です。

当院でもモナリザ・タッチ®︎による腟・外陰レーザー治療を行っています。いつでもお気軽にご相談ください

引用・参考文献

1)http://ja.monalisatouch.com

この記事を書いた人

野崎 雅裕
野崎 雅裕野崎ウイメンズクリニック 院長
福岡市天神の産婦人科、野崎ウイメンズクリニックの院長。女性医学の専門医として、九州大学病院などにおいて、思春期から更年期女性のホルモン療法や不妊治療、漢方療法、月経痛や女性のこころとからだの悩みに関する医療に長年従事。ホルモン療法やピルの使い方、月経痛の対処法や月経移動の説明にも精通した熟練スタッフとともに、すべての患者様へあたたかいケアを行っている。
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