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2018/11/22 18:00

Column 3:ボヘミアン・ラプソディー

英国の伝説のロックバンド「クィーン」の曲です。同名の映画タイトルでもあります。ヴォーカルのフレディ・マーキュリーがAIDSで1991年に亡くなってから27年も経ちますが、あの天に突き抜けるような声と4人の素晴らしいハーモニーは未だに色褪せていません。現在ならAIDSの治療法もありますので、惜しいミュージシャンを失いました。

ところで、主旋律の3度上や3度下の音階を容易に “ハモる” のに欧米人は慣れているといわれます。クィーンのハーモニーも素晴らしいですが、他にも、ビートルズ、キングクリムゾン、ピンクフロイド、イエス、エマーソン・レイク&パーマー、などなど数え上げたらキリがありません。日本のアイドル達も5人や7人で同じ旋律を歌わずに “ハモって” 欲しいと思うのは私だけでしょうか。

声の高さに関係があるのが女性ホルモンのエストロゲンです。当院にも歌を歌ったり、声を出す職業の方が来られます。45歳あたりから高い声が出しづらくなった、歌うのが心配になってきた、喉のケアはちゃんとしているのになぜでしょうか、といった訴えが時々あります。

この「45歳あたりから」というのがヒントです。女性ホルモンのエストロゲンが安定している30歳代から40歳代になると、エストロゲンが「ゆらぎ」始めるのです。エストロゲンが減少すると喉にある声帯の緊張が下がりやすくなります。つまり高い声が出しにくくなるのです。また、エストロゲンは皮膚や粘膜の潤いを保ち、血管をしなやかにするために、エストロゲンの減少はドライマウスから、ひいては喉のつかえも引き起こします。

高い声のトラブルを訴えて来られた皆さんは、少量のエストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT = Hormone Replacement Therapy)を受けられるようになってから、また以前のように高い声が出せるようになったと喜んでおられます。


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