Column 2
2018/11/21 18:00
クリニックでは、ホルモン剤や漢方薬などのくすりの処方や注射をしたりします。くすりの服用や、注射をすることが疾患の治療になることは間違いありませんが、それだけで癒しを与えることはできるでしょうか。
癒しといっても、リラクゼーションやマッサージではありません。自分のこころとからだの不調がどこからきているのか、何かほかの病気ではないだろうか、ただの運動不足なのだろうか、これは更年期の症状なのだろうか、などなど、皆さんが不安に感じていることに安心を与えることも癒しになります。
くすりがバッチリ効いて、症状が嘘のように消えると皆さんから喜ばれ感謝されます。あまりはっきりとした効果がなく、検査データだけが少し改善するようなこともよくあります。何となく不安を感じている人に安心を与える、自分のココロとカラダに自信を持ってもらう、20代の頃を思い出してもらう、これから先の自分に希望を持ってもらう、などなど癒しと感じてもらうことは沢山あります。
当院で開催しているウイメンズカフェでは、クリニックでの診療では時間が足りずにお話しできなかったことや、身体を動かすストレッチやピラティスなどの実技を通して、癒しを実感してもらうことにしています。カフェでは専門の講師を招き、実際に体幹を鍛えるストレッチや軽い運動など、実技の「指導」をしていただいています。身体に “正しい動き” を思い出してもらうことも癒しへの第一歩です。
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