Column 151
2022/04/26 18:00
「天国への階段」はイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの曲で、レッド・ツェッペリンを代表するロックの名曲と言われています。
「光るものは全て黄金だと信じている女性がいる。」
「彼女は天国への階段を一段ずつ買っている。」
「彼女は全ての店が閉まっていても言葉一つで買えると思っている。」
「その女性を見て、いったい何なのかと思ってしまう。」
「お金で買う天国という虚無に向かう道もあれば、堅実な道もある。」
「まだ君は選べるんだ。そして私たちは階段を登らず道を下っていく。」
「私たちの影は魂よりも高くなる、成長していく。」
「ほら、私たちみんなが知る馬鹿な女性が歩いている。」
「彼女は天国への階段を一段ずつ買っている。」
金にまかせて天国への階段を一段ずつ買っている女性は、周りの人や物が何も見えていないようです。人は誰でも天国へ行きたいと思っていますが、天国への階段は金や力ずくでは手に入らないはずです。所有欲によって起こる対立
や憎悪を醒めた目で静かに歌ったのが「イマジン」です。
ジョン・レノンの名曲「イマジン」1)では、天国も地獄も、国も宗教も、所有欲もなければ、戦わずに平和に生きていけるんだけれど、僕は夢想家ですか?
という歌詞が流れます。
「想像してごらん、天国なんて無いんだと」
「地面の下には、地獄なんて無いし、、、、、、」
「想像してごらん、国なんて無いんだと」
「殺す理由もなく、死ぬ理由もなく」
「想像してごらん、みんなが平和に暮らしていると」
「天国なんて無いんだ」という部分からイギリスの葬儀では使用が禁止されています1)。天国への階段はあった方がいいですが、金で買ったり、人間が禁止したりするものでしょうか。もちろん、そんな大金はありませんが。
引用
1)https://ja.wikipedia.org/wiki/イマジン_(ジョン・レノンの曲)
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