2022/10/13 15:16
当クリニックの公式LINEにて、紫外線対策の実態調査を行いました。
● リサーチ期間
2022年07月26日 〜 2022年07月31日
● リサーチユーザー
女性、20〜50代(143名)
皆様に協力していただき、当院の公式LINEで2022年7月26日〜7月31日にかけて、紫外線対策の実態をリサーチ(調査)いたしました。
アンケート内容と結果は以下のとおりでした。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
◆アンケート内容
・あなたが行っている「紫外線対策」を教えてください
・その他に行っている「紫外線対策」があれば教えてください
・あなたが行っている「日焼け後のアフターケア」を教えてください
・日焼け止めクリームなどの「SPF/PA」をどのくらい理解していますか?
「日焼け止めクリーム」「日傘」を使用している人は約8割以上です。
また「帽子」や「アームカバー」でケアしている人は約5割ほどの役割でした。
『内服薬』を使用している人や『UVカットの衣類』を活用している人はまだまだ少ないようです。
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※重複しているものは割愛しています。()の数字が重複数です。
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「たぶん理解している」「よく理解していない」が 90.21% とほとんど人が「SPF/PA」をしっかり理解していないままケアしていることがわかりました。
院長からのコメント
紫外線は、波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。
紫外線の9割以上を占めています。
雲や窓ガラスも通過し冬や朝夕でもあまり減衰しません。
肌の深部まで届いてしまうため皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させ、皮膚の弾性を失わせて老化を促進します。
また、UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させます。
日焼けとしては色素が沈着し皮膚が黒くなる、いわゆるサンタン(suntan)と呼ばれる日焼けを引き起こします。
紫外線の約5%程度ですが、UV-Aより強いエネルギーを持っています。
表皮層に作用すると、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を起こします。
これがいわゆる日焼けです。
日焼けとしては皮膚が赤くなり痛む、いわゆるサンバーン (sunburn)と呼ばれる日焼けを引き起こします。
なお、この日焼けの場合も、最終的には色素の沈着と黒化を引き起こします。
オゾン層で守られている地表には到達しませんが、オゾン層に穴が開くオゾンホールが発生すると、地表に到達して生物に影響が出ることが懸念されています。
強い殺菌作用と生物への破壊作用がありますので、殺菌器に使用されています。
このように一口に紫外線といっても、単に色素沈着を起こすものから、皮膚の弾力を失わせてシワやたるみを起こすもの、さらには細胞を破壊するものまで様々です。
紫外線UV-Aは夏だけではなく秋口から冬季にかけても減ることなく降り注いていますし、朝方や夕方でも皮膚に届いています。
そこで当院では、以下のような5つの成分をサプリメントとしてお薦めしています。
トランサミンは、紫外線によるメラニン生成を抑制するため、シミや肝斑などに対する高い予防・改善効果があります。
また、アレルギー反応や炎症を抑える作用があり色素沈着によるシミやニキビ跡の改善に効果があります。ただし、妊娠中の方は血栓ができやすい傾向にありますので医師にご相談ください。
ハイチオールは、L-システインを中心にビタミンCとパントテン酸(ビタミンB群の一種)を配合したもので。肌の新陳代謝を促進して肌のターンオーバーを正常化させて、シミを抑制したり、肌をなめらかにする効果があります。
シナールは、ビタミンCの体内での吸収をよくするためにパントテン酸を配合したビタミン剤です。シナールを服用することで、効率よくシミの抑制や肌の張りを出すなどの効果があります。
ユベラは、ビタミンEにビタミンCなどが配合された内服薬です。ビタミンEの強い抗酸化作用により、色素沈着の原因となる過酸化脂質の生成を抑制し、ホルモンバランスや肌のターンオーバーを正常に導きます。
日焼けの予防として一日一錠を摂取するサプリメントです。シトラス果実やローズマリー葉エキス末を含有する食品として毎日服用することで日焼けを防ぎます。
紫外線対策のサプリをご希望の患者様がいらっしゃいましたら、クリニックにお申し付けください。
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