更年期外来の受診のしかたと更年期の過ごし方【WEBで簡単診断あり】

更年期は、女性の身体にとって大きな変化が起こる時期です。

ホルモンバランスの乱れや、体力や精神力の低下などによって、不快な症状が出ることがあります。これらの症状を軽減するためには、適切な対処が必要です。

そこで、今回は＜更年期＞と＜更年期外来＞について解説し、受診のしかたや更年期の過ごし方をご紹介します。

更年期外来とは

更年期外来とは、更年期女性に起こる様々な症状や不調を診療するための外来のことです。

主に、ホルモン療法や漢方薬、サプリメント、カウンセリングなどの治療が行われます。更年期の症状は、人によって異なるため、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

更年期外来の受診について

更年期の不調には様々な症状が見られます。
更年期外来を受診する際には、まずは適切な医療機関を選ぶことが重要です。

更年期症状の専門的な診療ができる医療機関を選びましょう。
また、自分のライフスタイルや症状に合わせた医師を選ぶことも大切です。

更年期の過ごし方

更年期には、更年期外来で治療を受けるだけでなく、日常生活での過ごし方も大切です。

以下に、更年期の過ごし方をご紹介します。

1.適度な運動をする

適度な運動は、更年期の症状を軽減するために効果的です。

運動によって、血流が良くなり筋力がアップするため、冷え性や肩こり、腰痛などの症状を軽減することができます。また、運動によってストレスや不安感も軽減されるため、更年期の精神的な症状の軽減にも効果的です。

日常生活に適度な運動を取り入れるようにしましょう。

2.食生活に気をつける

更年期には、ホルモンバランスの変化によって、体重が増加しやすくなることがあります。また、カルシウムやビタミンDなどの栄養素が不足しがちになるため、骨粗鬆症のリスクも高まります。

そこで、バランスの良い食生活を心掛けることが大切です。野菜や果物、魚、豆類などをバランスよく食べ、必要な栄養素を摂取するようにしましょう。

3.良質な睡眠をとる

更年期には、ホルモンバランスの変化によって、睡眠障害が起こりやすくなることがあります。睡眠障害が起こると、疲れやすくなり、集中力や判断力の低下等、日常生活にも影響が出てしまいます。

そこで、良質な睡眠をとるように心掛けることが大切です。朝日を浴びる、寝る前にリラックスする、寝室を快適な環境にするなどを心掛けましょう。

4.ストレスを減らす

ストレスが長時間続くと、自律神経系に影響を及ぼし更年期の不快な症状が出やすくなったり悪化したりすることがあります。

適度な運動や趣味、好きなことをするなどして、なるべくストレスを解消するようにしましょう。

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最後に

更年期は、女性のライフステージの中で大きな変化が起こる時期です。

更年期の症状は、人それぞれ異なるため、自分に合った対処法を見つけることが大切です。もちろん、基本的な生活習慣を見直すことは、更年期の全ての女性に大切です。

適度な運動やバランスの良い食生活、良質な睡眠をとること、ストレスを減らすことなどを心掛けるようにしましょう。また、更年期の症状が強い場合は、なるべく早く更年期外来を受診することも大切です。

自分に合った対処法を見つけ、更年期を乗り越えていきましょう。

ホルモン療法のパイオニア

私はこれまで、女性医学の専門医として、九州大学病院や九州中央病院において、不妊治療、思春期から更年期のホルモン療法や漢方療法、月経痛や女性のこころとからだの悩みに関する医療に長年従事してまいりました。

■所属学会・所属団体

・日本産科婦人科学会（専門医）
・日本女性医学学会（認定医・評議員）
・日本生殖医学会（専門医・評議員）
・日本女性心身医学会（認定医・評議員）
・NPO法人 Healthy Aging Project for Women（理事）
・NPO法人 日本サプリメント学会
・NPO法人 更年期と加齢のヘルスケア学会（理事・九州支部長・メノポーズカウンセラー）

　当院では、生涯を通じて女性の健康に深く関わる『女性ホルモン』を上手にコントロールするアドバイスを専門に、全て世代の女性の健康を守る「女性のためのかりつけ医」となることを使命とし、ホルモン療法やピルの使い方、月経痛の対処法や月経移動の説明にも精通した熟練スタッフが、皆さまへのあたたかいケアを行ってまいります。

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