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2021/09/28 18:00

Column 91:アポトーシス

 Official髭男dism(ヒゲダン)の新曲「アポトーシス」が出ました。 1)

その歌詞は、


訪れるときが来た
もしその時は悲しまないでダーリン
こんな話をそろそろ
しなくちゃならないほど素敵になったね

(中略)

さよならはいつしか確実に近づく
落ち葉も空と向き合う蝉も
私達と同じ世界を同じ様に生きたの

(中略)

もう朝になるね
やっと少しだけ眠れそうだよ

 充実した幸せな人生をともに送ってきた二人に、天寿を全うし死を迎えようとする主人公の死が近づいています。後に残されるパートナーの心配をする主人公は、朝が近づいてからようやく眠りにつきます。人生の最後を細胞の消滅(アポトーシス)と重ね合わせた曲です。

 私たち医療従事者は、アポトーシスと聞くと、アポトーシスとネクローシスという言葉がうかびます。アポトーシスというのは、細胞がその役目を終えて不要になると自ら死んでいく現象です。あらかじめ予定されている細胞の死、プログラムされた細胞死ともいわれます2)。

胎児の指の間の水かきのような部分が自然に消えていって、赤ちゃんの指が完成するのもアポトーシスです。オタマジャクシからカエルへの形態変化など生物の形成過程で起こるのもアポトーシスです。また、ウイルスに感染した細胞の処理や、がん化した細胞の排除もアポトーシスです2)。

 アポトーシスとは逆に、細胞外からの障害が原因で細胞が死ぬのを、ネクローシスといいます。ネクローシスは「壊死」ともいわれ、細胞外からの障害とは、血行不良や外傷などです。ネクローシスが痛みを伴う細胞の死とすれば、アポトーシスは安らかな細胞の死ともいえます。

引用

1)https://higedan.com/information/10430/
2)https://answers.ten-navi.com/dictionary/cat04/1915/
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