Column 4
2018/11/23 18:00
コラムニストのトコさんが本を出します。西日本新聞に連載された「おひとりサマンサ」8年分をまとめた本です。その中に、トコさんが当院を受診した時のことが書かれてあります。そこのくだりを、トコさんに許可を得てそのままご紹介します。そのタイトルが「アレもコレも更年期」です。
『肩コリ、目のかすみ、不眠、発汗、生理不順、手足の冷え、やる気が出ない、肌がかさかさ、動悸がする、などの症状に1年以上悩まされていた。
整形外科、眼科、皮膚科、内科では異常無し、と言われ、たどり着いたのが婦人科の更年期外来、野崎ウイメンズクリニック(福岡市・天神)の野崎先生から「これら全ては、更年期の症状ですね」と涼しげな顔で言われたわ。何ですってぇ!!
女性は閉経時に女性ホルモンがドーンと減るので、さまざまな不快な症状がでるらしいの。そこで先生の指導のもと、ホルモン補充療法を始めましたよ。トコが処方されたのは、塗り薬と飲み薬です。
パジャマを絞るほどの寝汗をかいていたのですが、いつの間にかとまり、お肌も気のせいかふっくらなりました。さらに、治療をしているからか、これで元気を取り戻せるっ、と気分が前向きになりました。
欧米では当たり前に治療が行われているのに、なぜ日本では、ガマンして乗り越える、なんて古い考えがはびこっているのでしょう。快適に過ごせる方法あるよ、と、同世代の急に顔から汗をかく友人にすすめています。』1)
■引用・参考文献
トコ「おひとりサマンサ ふわーっと楽しく生きてます」、2019年1月、西日本新聞社より抜粋
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