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2019/09/15 18:00

Column 37:ミクロの決死圏に見る現代医療

1966年に公開されたアメリカのSF映画です。中学生の頃観た映画ですが、何故か記憶に残っています。当時は「荒唐無稽な内容だけれど、ファンタスティックな人体の内部旅行的なSF映画」だと思っていましたが、今から思えばなかなか味わい深い映画です。

何でもかんでも物質をミクロ化する技術が開発されたものの、その効果は1時間しかもたず元に戻ってしまう。アメリカはこの限界を克服する技術を開発した東側の科学者を亡命させるが、敵側の襲撃を受け科学者は脳内出血を起こし意識不明となる。ここまでがミクロの決死圏の導入部分です。

科学者の命を救うには、医療チームを乗せた潜航艇をまるごとミクロ化して体内に注入し、脳の内部から治療するべく出発する。ミクロ化された潜航艇は静脈注射で体内に入っていく。はたして1時間のタイムリミット内で、医療チームは任務を遂行し、そして、体内からどうやって脱出できるのか。

この映画は、将来の医療・科学の進歩を予想して当時研究されていた技術やアイデアを取り入れています。例えばレーザー銃による攻撃など、現代のレーザー治療そのものです。医学部の階段教室のようなオペレーション・ルームから、軍医たちはモニターを見ながら、この「作戦(手術)」は進行されます。これは、モニターを見ながらの現代の遠隔ロボット手術そのものです。

本作は人体内部の造形や、その中を潜航艇で航行する特撮で、アカデミー美術賞および視覚効果賞を受賞しています。体内からどうやって脱出できたのかって? それは、ネタバレになるので、是非ともご鑑賞ください。

■引用・参考文献
1)https://ja.wikipedia.org/wiki/ミクロの決死圏

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