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Column 9

2018/12/03 18:00

女医はサーファー

背中に赤ん坊、片手にパソコン、上手に波乗りをしているのは「女医さん」です。これはライフクリニック銀座の対馬ルリ子先生のお嬢様が描かれた絵です。毎月、毎月、女性ホルモンであるエストロゲンの波と上手く付き合いながら子育てと病院勤務をこなしている女医さんの絵です。

エストロゲンの波はお産の後や更年期に大きく変動しますが、毎月の月経周期の中でも変動しています。エストロゲンが上がる卵胞期には気力も意欲も充実しますが、エストロゲンが下がる月経前にはイライラして気分も落ち込みます。これを月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)といいます。

PMSには、イライラ、怒りっぽい、落ち込み、泣きたくなる、ゆううつ、不安などのココロの症状と、胸の張り、むくみ、眠気などのカラダの症状があります。これらの症状によって、集中力の低下や気力や意欲の減退が起こりますので、女性にとっては、仕事をしていても、していなくても大変つらい時期です。

このエストロゲンの波を乗り越えている女性は女医さんですが、PMSは程度の差はあっても女性なら誰もが経験することです。片手にパソコン、料理、家事、仕事もこなし、育児も同時にしていかなければなりません。波乗りにパイプラインを抜けていくパフォーマンスがありますが、まさに働く女性は “サーファー” なのです。

この記事を書いた人

野崎 雅裕
野崎 雅裕野崎ウイメンズクリニック 院長
福岡市天神の産婦人科、野崎ウイメンズクリニックの院長。女性医学の専門医として、九州大学病院などにおいて、思春期から更年期女性のホルモン療法や不妊治療、漢方療法、月経痛や女性のこころとからだの悩みに関する医療に長年従事。ホルモン療法やピルの使い方、月経痛の対処法や月経移動の説明にも精通した熟練スタッフとともに、すべての患者様へあたたかいケアを行っている。
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