紫外線対策の実態調査結果｜20〜50代女性【2022年】

当クリニックの公式LINEにて、紫外線対策の実態調査を行いました。

● リサーチ期間
2022年07月26日 〜 2022年07月31日
● リサーチユーザー
女性、20〜50代（143名）


皆様に協力していただき、当院の公式LINEで2022年7月26日〜7月31日にかけて、紫外線対策の実態をリサーチ（調査）いたしました。

アンケート内容と結果は以下のとおりでした。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。


◆アンケート内容
・あなたが行っている「紫外線対策」を教えてください
・その他に行っている「紫外線対策」があれば教えてください
・あなたが行っている「日焼け後のアフターケア」を教えてください
・日焼け止めクリームなどの「SPF/PA」をどのくらい理解していますか？

Q1. あなたが行っている「紫外線対策」を教えてください

「日焼け止めクリーム」「日傘」を使用している人は約８割以上です。
また「帽子」や「アームカバー」でケアしている人は約５割ほどの役割でした。

『内服薬』を使用している人や『UVカットの衣類』を活用している人はまだまだ少ないようです。

Q2. その他に行っている「紫外線対策」があれば教えてください

• 紫外線を防ぐマスクの使用
• 洗濯物を干すとき日に焼けないように、室内干しにする
• ビタミンを取る（10）
• お風呂上がりには、ボディーミストとオイルで乾燥した肌のケアをしています。手足の日焼け痕が残りにくいです
• 日中は極力外に出ない・できるだけ日陰に入る・紫外線が強い時間を避ける（7）

• 紫外線カットの眼鏡を使用してます
• オリーブオイル美容
• 日焼けしやすくなると言われている食品を取らないようにする（2）
• 市販の飲み薬（トランシーノ）
• 水を飲む
• ハンドクリームもUV入りの物を使用
• 日焼け止めスプレー
• 長袖を使用
• UVカット効果の高いカーテン
• 皮膚科にいく
• 家の中でも日焼け止めクリームは塗る
• シミは甘いものを食べてばかりいるとできやすいと本などで読んで、外部からも大事ですが中からの方が良いと思います

※重複しているものは割愛しています。（）の数字が重複数です。

Q3. あなたが行っている「日焼け後のアフターケア」を教えてください

• ハトムギ化粧水で肌のほてりをとってから基礎化粧品を使用する
• 日常的に化粧水、美白美容液でお手入れしています。軽い日焼けの場合は肌を冷やしてからお手入れします。酷く日焼けすることはありませんが、カーマインローションを常備しています。
• パック
• ビタミンC塗布
• ボディーミストとオイルの全身のスキンケアをします。手足先は特に念入りに。
• 化粧水を塗る程度
• たっぷりローションでパッティング
• 炭酸パック

• 保湿化粧品を使用する
• 美白化粧水、ビタミン入り化粧品でケア
• 化粧水をたっぷりつける。
• 朝はビタミンCのたっぷり入った化粧水、夜は保湿重視の化粧水、朝晩美白美容液を使っていますが、特に日焼けが気になるときは美白用のシートマスクを投入します。
• オードムーゲなどのローションを塗ってます
• ビタミンCの美容液とアロエクリームを使う
• フェイスパックなどで冷やす
• とにかく保湿を念入りに。
• シャワーの温度低めに
• 冷やす。カーマインローション
• 冷やす。ビタミンのサプリを飲む
• ビタミンC服用
• 化粧水、乳液、美容液
• 保湿　ビタミンA導入
• 保湿
• ビタミンA配合化粧品を毎日塗布&ビタミンAトリートメントを時々
• 保湿
• 冷やす、フェイスマスク、保湿ケア、ビタミンCなどの抗酸化作用のある食品、健康食品を摂る。
• 保湿（化粧水）
• パック。保湿
• しっかり顔の汚れを落とした後にたっぷりと化粧水を付ける
• 幹細胞の基礎化粧品や、美白用を色々変わる変わる使ってます。
• シートパックで沈静化する
• 水を飲む。冷やす。消炎効果のあるローションを塗る。
• 保湿パック
• たんさんパック
• ローションやクリームを多めに塗る。
• 美白化粧品で、お手入れしています。
• 専用化粧水などで手入れする(´ω｀)
• 保湿をしっかりする
• 保湿剤を多めに塗る
• 化粧水のパックで顔の保湿。頬が火照ってるくらいに日焼けしたら、保冷剤で冷やす。
• 冷水を数分かけたり、保冷剤をあてています。
• 美白美容液、パック
• 美容液パック
• パックなどで対応
• パックをする。
• 保湿化粧品 ビタミン剤
• 日焼けする事があまりないので特にしてないですが、パックなどです。
• 冷水で、肌を引き締める
• 美白剤入りの化粧品を使用します
• 保水
• 冷やす。ハトムギ化粧品パック
• 顔はパックして、水分を含ませる。
• お化粧水パックをする
• 日頃からボディー用のジェルを塗る
• パック　ビタミンCを飲む
• 化粧水のパックとスチーム
• 内服薬
• お風呂から出た後にコットンに化粧水をたっぷり含ませパッティングしてます。
• パック
• 日焼けがひどい場合は肌の鎮静で冷やす。
• 水分補給とパック
• 夜の洗顔後、化粧水の後に美白美容液を使う
• ホワイトニング化粧品を使ってる
• 日焼けケアのローション等を塗布している
• ホワイトニングパック
• ビタミンC摂取、保湿化粧品
• 保冷剤で暫く冷やす。
• 保湿
• しっかり保湿する。
• ビタミンCを摂取したり、保湿をしっかりする。
• 日焼けしないようにしていますのでアフターケアはしていません。
• シートパックをしている
• クールダウン、保湿

Q4. 日焼け止めクリームなどの「SPF/PA」をどのくらい理解していますか？

「たぶん理解している」「よく理解していない」が 90.21% とほとんど人が「SPF/PA」をしっかり理解していないままケアしていることがわかりました。

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院長からのコメント
紫外線は、波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。

UV-A （波長 315–380 nm）

紫外線の９割以上を占めています。
雲や窓ガラスも通過し冬や朝夕でもあまり減衰しません。

肌の深部まで届いてしまうため皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させ、皮膚の弾性を失わせて老化を促進します。

また、UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させます。

日焼けとしては色素が沈着し皮膚が黒くなる、いわゆるサンタン(suntan)と呼ばれる日焼けを引き起こします。

UV-B （波長 280–315 nm）

紫外線の約５％程度ですが、UV-Aより強いエネルギーを持っています。

表皮層に作用すると、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を起こします。
これがいわゆる日焼けです。

日焼けとしては皮膚が赤くなり痛む、いわゆるサンバーン (sunburn)と呼ばれる日焼けを引き起こします。
なお、この日焼けの場合も、最終的には色素の沈着と黒化を引き起こします。

UV-C （波長 200–280 nm）

オゾン層で守られている地表には到達しませんが、オゾン層に穴が開くオゾンホールが発生すると、地表に到達して生物に影響が出ることが懸念されています。
強い殺菌作用と生物への破壊作用がありますので、殺菌器に使用されています。

このように一口に紫外線といっても、単に色素沈着を起こすものから、皮膚の弾力を失わせてシワやたるみを起こすもの、さらには細胞を破壊するものまで様々です。

紫外線UV-Aは夏だけではなく秋口から冬季にかけても減ることなく降り注いていますし、朝方や夕方でも皮膚に届いています。

そこで当院では、以下のような５つの成分をサプリメントとしてお薦めしています。

トランサミン（トラネキサム酸）

トランサミンは、紫外線によるメラニン生成を抑制するため、シミや肝斑などに対する高い予防・改善効果があります。

また、アレルギー反応や炎症を抑える作用があり色素沈着によるシミやニキビ跡の改善に効果があります。ただし、妊娠中の方は血栓ができやすい傾向にありますので医師にご相談ください。

ハイチオール

ハイチオールは、L-システインを中心にビタミンCとパントテン酸（ビタミンB群の一種）を配合したもので。肌の新陳代謝を促進して肌のターンオーバーを正常化させて、シミを抑制したり、肌をなめらかにする効果があります。

シナール

シナールは、ビタミンCの体内での吸収をよくするためにパントテン酸を配合したビタミン剤です。シナールを服用することで、効率よくシミの抑制や肌の張りを出すなどの効果があります。

ユベラ

ユベラは、ビタミンEにビタミンCなどが配合された内服薬です。ビタミンEの強い抗酸化作用により、色素沈着の原因となる過酸化脂質の生成を抑制し、ホルモンバランスや肌のターンオーバーを正常に導きます。

ユーブロック（U-Vlock）

日焼けの予防として一日一錠を摂取するサプリメントです。シトラス果実やローズマリー葉エキス末を含有する食品として毎日服用することで日焼けを防ぎます。

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紫外線対策のサプリをご希望の患者様がいらっしゃいましたら、クリニックにお申し付けください。

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