2023/01/06 15:28
PMSは「月経前症候群」のことで、月経の7日〜14日前から始まる「こころとからだの不調」をきたす症状です。こころの症状としては、落ち込む、無気力になる、不安、憂うつ、何もしたくない、考えがまとまらない、イライラ、カーッとなる、などがあります。からだの症状としては、むくむ(浮腫む)、眠気、胸の張り、頭痛、などがあります。こころの症状を起こすのはエストロゲン(卵胞ホルモン)の低下、からだの症状を起こすのは排卵後のプロゲステロン(黄体ホルモン)によるものです。PMSの治療にはピルで排卵を抑制するのが最も効果的です。また、ピルを使わない方法もあり、落ち込みが始まる頃よりエストロゲン製剤を服用して月経が始まるまで続ける、浮腫みやイライラに効果的な漢方薬を併用する、などの方法があります。
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