Column 36
2019/09/11 18:00
ビートルズの最高傑作アルバムといわれる『アビイ・ロード』が1969年9月26日に発表されて、今年で50周年になります。『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』や、『ホワイト・アルバム』の方がいいよ!という人もいるかも知れませんが、個人的にはアビイ・ロードが一番です。
ジョージ・ハリスンによる名曲『サムシング』やリンゴ・スターの代表作『オクトパス・ガーデン』、そしてアルバム後半を飾る見事なメドレーなど、ザ・ビートルズ解散前最後のレコーディングでありながら、バンドとしての一体感に溢れる名曲をトータル性豊かに収めた作品は、全英で17週連続、全米では11週連続1位となるなど世界的な大ヒットを記録しました。1)
アルバムの表紙は、ビートルズの4人が横断歩道を並んで渡る、あの有名なジャケットです。あの横断歩道はロンドンのEMIレコーディング・スタジオ近くの ”アビイ・ロード“ にあり、世界有数の観光スポットになっています。先頭のジョンが白ずくめのスーツ、二番面目のリンゴが黒ずくめ、三番目に裸足のポール、最後がジーンズのジョージです。
当時、ポールが死んだという根も葉もない噂が広がりました。ポール・マッカートニーだけが裸足で、後ろに見える車のナンバープレートが「IF 28」だったので、「ポールがもし生きていたら28歳だった」、「先頭の二人が黒ずくめと白ずくめで裸足のポールを天国に導いている」、などなどです。ビートルズならではのフェイクニュースでしたね。
■引用・参考文献
1)https://tower.jp/article/feature_item/2019/08/08/0105、2019年9月11日アクセス
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